最終日 羊蹄山に降った雨水が地下水脈を通って噴出している、京極町の「噴出し公園」に立ち寄ります。ポリタンクを車にしっかりと積み込んだ多くの人達が湧水のところへ行って並んで順番を待っています。聞いてみると札幌から来た人、函館から来た人等々色んな人達がここで水を汲んでいっています。確かに美味しい水には違いないのですが、そんなに遠くから延々と車で汲みに来る程なのかなぁ?という思いも感じます。周辺の紅葉も色づいて、とても雰囲気がよろしく、水辺に降りて行く手前にはポリタンクの販売と同時に地元の色んな農産物の販売もやっていました。珍しい品々もあるのですが、いかんせん車の中はすでに満杯状態です。 直ぐお隣には、京極パーキングエリアがあって、広い駐車場とともに物産館やレストランを備え、周辺部分は湧水からの水を引いた池があり、すてきに整地された緑地公園になっています。この周辺でのしばしの休憩は心豊かになれそうです。 |
羊蹄山を背中にして国道276号線を支笏湖方向へ走る途中に、道の駅「フォーレスト276大滝」があり、ここの一角に「きのこ王国」というのがあって、きのこ汁を1杯100円で出していました。なかなかに有名らしくて、大勢の観光客で未舗装の駐車場は大混雑です。道の駅自体も複雑なつくりでやや馴染めないところもありますが色んな商品が展示され、野外には農産物が野積みされてとても安く販売されていました。ここから先、支笏湖の沿岸にかけてとてもすてきな紅葉の数々にお目にかかりました。意外と通行車両が多いので、おいそれと路上に駐車して紅葉狩りとしゃれるわけにも行かないのが残念なのですが、走りながらの鑑賞も乙なものです。もちろん駐車出来る所ではしっかりと眺めておりました。 |
支笏湖の沿岸のうちでも、伊藤温泉、丸駒温泉周辺の紅葉は独特の色合いがありずいぶんと見て回りました。特に切り込んだ渓流等の奥に素晴らしい色を出している木々がひっそりと佇んでいたりします。やや時雨れてきた為に、写真の色合いが実際の色を映し出せなかったのは残念でした。この先国道453号線をオコタンベ湖方向へ走ったところの紅葉もすごかったです。昔からの広葉樹木をそのままにして伐採していないからなのでしょうか?なんだか原生林の中にいるような錯覚さえ覚えます。 苫小牧に出る為の国道276号線も色んな紅葉が延々とつながり、眺めるにはとても良い道路です。途中にはトドマツの並木もつながり、苫小牧市内直前まで後続車が連なっていなければもっとスピードを落として走りたいぐらいでした。 |
| 苫小牧市内に入った時点でまだ時間があったので駅前に車を入れて、周辺の散策とウィンドウショッピング、明朝の食料の仕入れなどに時間を使い、その後かなり早い夕食ながらも、掲示板等で教えてもらっていた郷土料理店「そーらん亭ながの」に向かいました。 どの食材も鮮度が良さそうに思えたのですが、一応板前さんに教えてもらいつつそれぞれを1品料理として注文しました。コース料理を注文した方が安上がりでいろいろと食べることが出来るのでしょうが、我々はこの際、食べたことが無いような北海道の味を満喫したかったのです。 お造りは、サンマ(塩焼き以外にこんな美味しい食べ方があったんですねっ!)、シシャモ(淡白な味なので、サンマなどと一緒のお皿では本当の味が分かりにくいですが、とても美味しかった)、ボタンエビ(緑の卵をいっぱいに載せ大きくて甘かったです)、ツブ貝(九州でのコウカイに似た味でした)、ホッキ貝など。焼き物はタラバガニ(期待したほどの味では無かったです)、焼カキ、それとジャガイモをつぶして裏ごしした後丸く引き伸ばし、焼き上げてバターを乗せて食べた(料理の名前はなんだったかな?)のがかなり美味しかった。等々・・・最後はカニのセイロ蒸しなどをとって北海道の最後の味としたのでした。ごちそうさまでした。 |
車イス情報京極町の「噴出し公園」は湧水口付近まで舗装されていますので行く事が出来ますが帰りは急坂を登ることになり、介助が必要となります。身障者用トイレが近くにあります。吊橋の通行は敷いてある板と板との段差がキャスターに当たりゆっくりとしか進めません。 |
いよいよ今夜11時50分にあんなにいっぱい楽んだ北海道とお別れして一路福井県の敦賀港へと向かいます。苫小牧東港に到着した午後7時過ぎには小雨がぱらつき、強風で車のドアが吹き飛ばされそうな感じですが、はたして海は時化ているのでしょうか?今夜から気温が急速に下がり、山間部では雪になるとか・・・そんな思いを胸に、出航までの時間を2階の待合室でテレビを見るとも無く眺め、この2週間のあれやこれやを思い出しつつ、かなりの満足感に浸っておりました。思い出はたくさんあり、今しがたいただいたご馳走ともども満腹状態で、いつまでもいつまでも記憶に残ることと信じます。そのうち、乗船時間となり、時間とともに疲労も深まり、乗船した後は海の揺れも気にならずにひたすら朝まで眠り込んでいました。 |
車イス情報苫小牧東港のフェリーターミナルには車イス利用者用駐車スペースが2台分あり、玄関階段横にスロープが設置されています。1階には身障者用トイレもあり、2階待合室、3階乗船口に行く時にはフロントに連絡するとエレベーターを動かしてくれます。事前に連絡しておくと、車は船の乗用車デッキでエレベーターの近くに止めることが出来るようになります。 |
最後に・・・北海道旅行を計画してから後、メーリングリストの皆さんをはじめ、いろんな掲示板で出会った人たちに北海道のすてきな情報をたくさん教えていただきました。おそらく今のようなインターネット環境に無かったら、これだけの情報を仕入れた以上の旅行計画は出来なかったと思います。お世話になりました皆さん、どうもありがとうざいました。旅行中にもいろんなところでいろんな親切を受けましたし、介助をはじめ適切なる助言なども数多くいただきました。また、いろんな方にお会いでき、いろんな話も聞けとても有意義な北海道旅行だったと思えます。それぞれの時の皆さん、どうもありがとうございました。 ぜひ次回再び北海道旅行を計画し、実行してみたいと思っています。今回が秋だったので次回は花がいっぱいの初夏の頃が良いかなぁなんて・・・今から夢想状態でおりますが・・・ これからも夢を夢で終わらせないようにするため、日々を精一杯楽しく明るく過ごしつつ、夢を一つ一つ実現していける様これからも暮らしていこうと思っています。最大の難関が家族の高齢化であることを承知しつつ・・・ |