昨日上高地をやや遅く出発した我々は阿房トンネルを抜けて紅葉真っ盛りの岐阜県に入りました。高山市の郊外で宿泊したのですが、どうしても新穂高ロープウェイに乗って北アルプスの景観を堪能してみたいと思い、昨夜の道を60kmほど引き返すことにしました。もちろんそのためには今日予定したスケジュールは全て中止です。本来ならば昨日のうちに上高地から新穂高ロープウェイに廻るつもりだったのですが、時間が遅くなった為か岐阜県側に入ると厚い雲で覆われていて、山々を眺める状態ではなかったのです。3人の意見はすぐさま一致し、特別に朝食の時間を早めてもらって快晴の紅葉路を新穂高温泉まで約1時間ちょっと走ります。 |
ロープウェイ駅の駐車場はすでに車がかなりいます。こんな快晴時の朝はきっと皆考えることは一緒なのでしょう。第1ロープウェイ、第2ロープウェイと乗り継ぎ西穂高口の展望台に出ました。なんと目の前に北アルプスの笠ヶ岳や槍ヶ岳をはじめとする穂高連邦の大展望が広がっているのです。標高2200m、360度見回してもなんら遮るものありません。感激のあまりしばらくボ〜ッと眺めていました。妹が山に登りに行く筈です。こんな景観をいつも満喫していたなんて、いつも留守番の他2人はかなり損していましたね〜でも妹のお陰で素晴らしい景観の山々の解説も聞けたし、まぁいいか・・・ ロープウェイ乗り継ぎ地点のしらかば平駅周辺も紅葉が真っ盛りで、もみじが真っ赤に色付いていました。すでに雲がかかり始めた山々に別れを告げながらロープウェイで降りてゆくときの景観も見事の一言です。ゴンドラの中でもあちらこちらで感嘆の声が聞こえます。 |
振り返って気がついたことがあります。ここのロープウェイはバリアフリー状態なのです。身障者用トイレ設置などいまどき珍しくもありませんが、駐車場からスロープで建物に入り、エレベーターで第1ロープウェイ乗り場に行き、乗車時こそ多少の段差がありますが全て乗務員が介助をしていました。乗り継ぎ地点も全てスロープです。 第2ロープウェイは新しい為にもっとバリアフリー化が進んでいます。駅舎とゴンドラとの間の段差と隙間を油圧で動くプレートをかぶせることで解消し、乗降時にゴンドラが揺れることもありません。5階の展望台までエレベーターで行きますとスロープで外に出ることが出来ます。こんな素晴らしい設備を備えていることに改めて感心しました。東海北陸自動車道に乗るために高山市に入ってから気付きました。台風23号の被害で宮川があちらこちらで決壊し、国道が濁流でえぐられているのです。濁流は家屋にもおよび、各地で家財道具を外に出しての復旧作業中でした。国道は交互通行で大渋滞ですが、被災者の皆さんのご苦労を思えば、今日の岐阜市の宿への到着が遅れてもなんということはありません。 台風被災者の方々の一日も早い復旧を願っています。 今日の宿はウェルサンピア岐阜。 |
車イス情報「新穂高ロープウェイ」の駐車場に車イス利用者用駐車スペースが数台分あります。その他はこれまでに書いてきましたように、「新穂高ロープウェイ」の大部分がバリアフリー状態になっています。第1ロープウェイ乗車時に「階段昇降用の傾斜エレベーター」が自力で乗れなかったぐらいでしょうか?もちろん、少しでも立てる人は大丈夫です。5階展望台に出るときにやや急なスロープが1mほどありますが、これは近くの人に声をかけて手伝ってもらえばよいことです。もちろん各所に身障者用トイレも設置されています。 |
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「岐阜農業フェスティバル」 農業祭や産業祭という各地のイベントにいろいろと行きますがここほど大規模な農業祭は知りません。朝9時からの開催で、我々が到着したのは10時でしたがすでに会場に近い駐車場は満杯状態で次の駐車場への案内をしていました。「岐阜アリーナ」では岐阜農林高校のブラスバンドが巧みな演奏を聴かせてくれました。会場の中も大勢の人出で熱気むんむんです。地域の食材を活用した「ひだ・みの屋台横町」や毎年恒例の飛騨牛の直火焼きコーナーなどに人気が集まりました。楽しみにしていた飛騨牛のバーベキュー券は早々に売り切れとなり手に入りません。明日は妹一家とガーデンバーベキューをやるのでいろんな野菜類を買って行きたいのですが、どこのテントも売り切れ状態で、かろうじて根菜類だけが残っています。台風23号の影響で野菜類が不足し、皆が殺到したようです。 岐阜県内のいろんな市町村がテントを出してお店を構えていますので、それらテントを一つ一つ訪ね歩いて試食を楽しむのですが、今年は特に人出が多くてなかなか試食に手が伸ばせません。妹などは地酒の試飲をしっかりと楽しんでいますが、運転がある私にはそれは出来ません。悔しいですぅ〜 鮎の塩焼き、鮎飯、鮎雑炊、飛騨牛の串焼き、みたらし団子、何種類もある五平餅、高山ラーメン、山菜飯、岩魚の塩焼き、明宝のハムソーセージ、各種漬物類に白米御飯、アイスクリームを筆頭にいろんなデザート類まで数々の食材が並んでいて選択に頭を悩ますほどです。その他にもいろんな菓子類があり値段も安くなっていましたのでしっかりと買い込みました。 車の荷物はすでに満載状態です。 |
車イス情報会場周辺に車イス利用者用駐車スペースがあるはずなのですが見つかりません。仕方なく近くのガードマンに聞きますと無線で責任者を呼んでくれました。この人が粋な人で、福岡からここの農業フェスティバルに来た(もちろん本当の事です)と言うと特別にスペースを空けてくれました。だって、我々はここの農業際以上の規模は知らないのですから・・・ |
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岐阜の妹の家でガーデンバーベキューを始める前に日本昭和村に行くことにしました。どうしても野菜類が足りないので、日本昭和村で9時から始まる朝市での野菜販売に期待したのです。しかしながらこれまた長蛇の列で、ついに購入できませんでした。ついでに村内を見て廻りました。園内の紅葉の木々が色付いてとてもきれいです。「なつかしくて、新しい」を主題に中村玉緒さんを名誉村長に抱く、岐阜県の里山昭和30年代の光景を再現したテーマパークのようです。気楽に楽しめる体験やイベントが盛りだくさんで日曜日だということもあり、9時の開園直後から車が列をなし3000台の無料駐車場が埋まっていきます。 10時からの先着者モチ配布に期待している人、秋の味覚いっぱいの大鍋フェアに期待する人、併設された道の駅の野菜市に期待する人、手作り体験教室に行く人、いろんな昔遊びに興じる人、日替わりのイベントを楽しみに行く人等々、さまざまな入園者がいるようです。私は「烏峰太鼓」というイベントを楽しみました。おばさん達が色鮮やかなはっぴを粋に着こなして、いろんな種類の太鼓を打ち鳴らします。音も揃っていて見事でしたが、終盤には息切れ状態になり、意外なところでお年を披露してしまいました。道の駅が併設されていますので、朝の野菜市も、お土産品を売る店、日本昭和村も午前9時には開店します。もちろんその前に行っても駐車場は開いていますし、駐車場内のトイレなどの利用も可能です。「愛知万博」の開催に合わせて、この隣にインターが設置されるようですので、そうなりますともっと便利にアクセスできるようになるでしょう。 |
いよいよ旅の最終章です。妹一家と名残を惜しみつつ別れ、再び日本昭和村へ行きます。3人でお土産選びです。届ける先の人々の顔を思い浮かべながらいろんな品々を買って、買い物籠は満杯です。野沢菜漬けを探すのですがここにもありません。昨日の農業祭にも出ていなくて今回は見送りのようです。高速のサービスエリアには置いてあるのですが、なんだか防腐剤がいっぱいのようでなかなか買う気にもなりません。 大阪の泉大津から出航する阪九フェリーは今回新造船で快適です。1等の客室フロアーとレストランは同じ階なので、6時になったらレストラン前に並んでオープンを待ちました。昔と違いいろんな品数が並んでいます。ビールを飲み食事をすると2週間の旅のあれこれが思い出され、いろんな話で盛り上がります。健忘症がかなり出てきている母もさすがにほとんどを覚えています。部屋に戻ったら新たな酒盛りです。缶ビールを買い、おつまみ無しでも旅の思い出が肴です。レストランと違い、かすかな船のエンジン音だけがする静けさですので、耳が遠い母でも充分会話が成り立ちます。こんな夜は何時までも話が尽きないのですが、旅の疲れもあり、早々に眠ることにしましょう。 明日はいよいよ久しぶりの我が家です。そして私達の上信越旅行もこれでおしまいです。長いような短いような、そしてなんとなくホンワカと幸せを感じながら・・・ 今日の宿泊は阪九フェリーやまと1等洋室船室。 |
車イス情報日本昭和村は車イス利用者用駐車スペースがかなりありますが、日曜日には一般車が次々に駐車しますので遅い時間に行くとほぼ駐車できないようです。身障者用トイレは数ヶ所あって、設備に支障は無いのですが、やや照明が暗いのが難点です。まさかそこまで昭和30年代にしている訳ではないでしょうね。園内は緩やかなのぼりになっていますが、ほぼ自力で大丈夫でした。一部のお店に入られない場合もありましたが、たぶんお店の人に言えば大丈夫でしょう。 |
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